番号 | 色 | 主な使用個所 |
317 | グレーFS36231 | コックピット |
331 | グレーBS381C/638 | シャッター及びインテーク内部品 |
61 | 焼鉄色 | ノズル内部 タービン |
28 | 黒鉄色 | ノズル外側 ガンポット 他 |
1 | ホワイト | 脚・脚収納庫・インテーク内部 |
あなたが選んだ色 | 機体色 |
シートだけで4つの部品から構成されています。 当然パーツサイズが小さいので、エアブラシで塗るにしろ筆で塗るにしろ写真の様に持ち手をつけると作業がしやすくなります。パーツを切り出す際、部品を支持する部分を残して切り出せば持ち手への糊代になります。 私は割り箸を持ち手にして、そこにMr.ペタリというブチル系ゴムを使用して部品を貼り付けています。 Mr.ペタリは練り消しゴムの粘度が少し高いものという雰囲気です。 部品の付け外しが楽に行える上、部品に痕がのこらず綺麗に剥がせるので便利です。
塗装上の段取りの為、この段階でキャノピーの加工をしておきます。断面がΩ形のキャノピーを再現する為にキャノピーの中央にパーティングラインが入っています。 これを消します。 破損を防ぐ為、写真の様に内側に詰め物をしておきます。 写真は上述のMr.ペタリを詰めています。 別にティシュでもなんでも良いです。 ただ、キャノピーから綺麗に取りはずせることが条件ですので、油粘度等、粘度の高い物を使うときは、直接キャノピーと触れ合わないようにラップで包んでから使用してください。 #1000→#1500の順でサンドペーパーを掛けた後にコンパウンドで磨いて仕上げます。 ラインが消えたらマスキングゾルまたはマスキングテープをつかって透明になる部分を覆ってください。
機内色(317)で塗装するパーツを一度に塗ってしまいます。 左上のパーツはキャノピーです。 キャノピーフレームをまず機内色で塗った後、機体色で塗れば、キャノピーフレームの内側は機内色、外側は機体色になります。
コックピットを組んでみます。この段階でシートとコンソール(A3)をA4に接着する必要はありません。 しかし、コンソールはこの段階で接着した方が楽です。 (後つけにするとコンソールの左右を削る必要があるので)
コックピット部をA23とA25で挟んで接着します。 機種の接合部は大変目立つ場所だけに、綺麗に消しておきます。 接合部の処理はいろいろやり方がありますが、通常は、流し込みタイプの接着剤を塗って3日〜5日くらいおいた後、#600→#800の順でサンドペーパーをかけて磨いてやります。 私は完全を期して溶きパテ(タミヤパテをMr.カラーうすめ液で溶いたもの)を接合部に塗り一日乾燥させた後、#600と#800で磨きました。 この段階でUHFアンテナ K6及びK7を接着しておきます。 大変小さな部品ですので、気をつけてください。 瞬間接着剤を爪楊枝に垂らし、そこにピンセットでつまんだK6,7をつけて機種側に接着します。
パテのグレーと、成型色のホワイトには明度の差がかなりありますので、このまま機体色を塗るとパテの色が浮き上がってしまいます。 (パテの部分だけ色が暗くなる)そこで、一旦スプレーでシルバーを塗った後、グンゼのベースホワイトまたは鉄道模型用カラーであるグリーンマックス社の国鉄白3号(37)という色で下地をつくります。 シルバーを塗るのは隠蔽力が大変強い為、パテの色が一発で消えるからです。 しかし、シルバーのままだと、機体の他のブロックと明度差が出てしまうのでベースホワイトや国鉄白3号等隠蔽力の強い白を塗るわけです。