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Finish work


SV-51γ スミ入れ 例によって機体全体にスーパークリアを掛けた後、ペトロールでしゃぶしゃぶに溶いたエナメル塗料をモールドに流し込んでスミ入れします。 要領はVF-0と何等変わりませんので、詳しくはVF-0のページを参照してください。

表面の凹凸が多いデザインの機体なので、写真の様に部分的に通常の綿棒では拭き取れない部分が出来てしまいます。 モールドが浅いこともあって、筆を使うとモールド内のスミ入れ塗料まで流れてしいがちなので、ここは先端が鋭く加工されている「モデリング綿棒」を使います。

SV-51γ デカーリング デカールの添付フェーズです。 機体の全面を覆うストライプパターンの攻略がキモです。 その前に、機首コックピット前のアンチグレア部(26)を貼ります。 しかし、複雑な曲面でデカールを馴染ませるのが少々難しいので、ここは素直に塗装した方が楽だと思います。 大きめに黒で塗っておいて、25の黄色いラインを重ねれば問題ありません。

機体両サイドを走るラインは貼るのが難しいデカールです。 思い切って扱いやすい長さにあらかじめ切断してから貼るのも一つの手です。 これだけ面積の大きいデカールの場合貼り付け位置の微調整は濡れた指を用います。 指で、そーっと撫でる様に動かすと比較的上手くいきます。

SV-51γ 翼端処理 主翼のデカールは表・裏各一枚で全面をカバーしていますが、そのままでは余白部の面積が大きすぎるので、各面ごとにデカールを6〜7枚に切り分けて余白が出来るだけ無い状態にします。 そして一枚ずつインストを見ながら位置決めをして貼っていきます。 下面側から貼っていて、とりあえず一面を貼ってしまいます。 このとき、翼とデカールの後縁をきっちり合わせます。 上面側を貼るときは後縁のデカールをガイドにします。 下面側のデカールとわずかに重ねるように貼ると位置合わせが楽な上に仕上がりも綺麗です。

SV-51γ エンジンナセルのデカール処理 エンジンナセル後端部のデカールはオーバル状のスリットの上を走ります。 まずデカールを貼りますが、二本のラインが一枚のデカールになっていますので、余白部を出来るだけ切除して、二本のデカールにします。 マークソフター等を用いてスリットの凹部にデカールを充分に馴染ませること。 デカールが完全に乾燥・密着したのを確認してからスリットをエナメルの艶消し黒で塗るという段取りで作業をしてください。

Assembling


SV-51γ 組み立て バラバラだった各ユニットを組み合わせて飛行機の形へともっていきます。 この機体は組み立てに関して、それ程難しい部分は有りません。 但し左右のエンジンナセルを組み合わせる際、間に入る楯は左右どちらかだけに接着します。 両方に接着するとエンジンナセル先端部がハの字型に開いて、綺麗な並行が出ません。

SV-51γ 主翼接続中 主翼の接続前に、増槽タンクや対艦ミサイル等を翼にセットしておきます。 ここは単なるイモ付けですので接着強度を出すのが難しい部分です。 通常タイプの接着剤で接着し、24時間程度は触らずにおいておきます。

アクセサリ類を装備した翼はかなり重くなりますので、主翼のタレを防ぐ為、さかさまのまま接着します。 主翼と胴体の接続が完了してから尾翼を付ければ良いでしょう。

Roll out


SV-51γ ROLL OUT ロールアウトしたSV-51です。 今回は"How to 〜"のコンテツとしては軽く纏めたので、楽に出来上がりそうな印象ですが、だいたいVF-0Sと同程度には手が掛かります。 巨大な機体は取り回しが難しく、ディスプレイスペースもかなり必要になりますが、やはりその存在感は素晴らしいです。

SV-51γ ROLL OUT 細部写真や、このキットに関する詳しい感想はTalking aboutの方で語りたいと思いますので、お楽しみに。
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